子どもの頃から植物が好きだったという髙野さん。「育つもの」が大好きで、小学生の頃には、庭にいろいろな野菜を植えていたそうです。「木は長生きするし、大好きでした。」そんな髙野さんは、熊本県立阿蘇清峰高等学校の森林学科に進学します。そして卒業後には、後藤林業に入社しました。
最初のうちは「きついし、辞めようかな。」と思った時もありました。それでも、仕事を覚え、技術を身につけて一人前に作業を任されるようになり、伐倒作業をはじめてからは、「この仕事についてよかったな。」と思えるようになりました。「危険もあるけれど楽しいし、自然や季節の変わり目や、生きるということを肌で感じることができる仕事です。」
現場を任されるので、採算なども含め、作業方法や段取りなど、自分の思うように組み立てて行けるし、責任もあるので、やりがいがあります。ある時は、他の地域で「銘木市に出すための大木を伐ってくれ。」という仕事を任されました。「うまく伐れたことも、その仕事を任されたことも嬉しかったです。」
第1回目の「あその山モン伐木チャンピオンシップ」で優勝し、その後は同大会に審査員として参加し、JLC(日本伐木チャンピオンシップ)にも出場するなど、常に自己研鑽を怠りません。地元の学校などでの林業PRにも積極的に協力し、髙野さんに会うことで「林業はかっこいい!」と感じた生徒や児童も少なくないことでしょう。「子どもたちのために!」と地元小学校のPTA会長も熱く務める髙野さんです。
6:30 | 起床(起きてすぐ朝食!) |
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7:05 | 家を出発。 |
7:20〜7:50 | 小学校正門前で、PTAの挨拶運動 |
8:10 | 現場着(仕事スタート) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 仕事再開 |
17:00 | 仕事終了 保育園のお迎え |
17:30 | 家に戻る お風呂 夕食 子どもとの時間など |
23:00 | 就寝 |