「木を見る目と技術が必要。木を倒す前に、まず現実のようにありありとイメージする力と、そのイメージどおりに実現できる技術の両方が必要。イメージを鮮明に描き、イメージ通りに伐倒し、その度に達成感や爽快感を感じます。」
かねてから、専門性の高い仕事、子どもに誇れる仕事がしたいと思っていた。生家が代々林業を営んできた幼なじみとの結婚を機に、23歳で林業を始めた。
子どもの頃から実の兄のように慕ってきた義兄と共に山に入り、山仕事を教えてもらった。4年目くらいからは義兄と2人で小型の重機とチェンソーだけで、間伐し搬出した木の量は、年間4000㎥(4tトラック1500台分くらい)だった。
義父の仕事に対する姿勢からもたくさんのことを教えてもらった。道具をきれいに保ち、しっかり片付けをしておくことが丁寧な仕事に繋がり、それが自分の成長にも繋がる。義父は、やっつけ仕事や、とりあえず、を嫌う人で、採算度外視で山をきれいにするので、きれいになった山を見た山主さんからいつもとても感謝される。だから仕事が途切れない。損得を考えない。義父のような在り方がいちばん強いし安定するのだろう。義父の背中を見ながら、自分も「こういう人間になりたい、そういう山師になりたい」と思った。義父の会社で7年間研鑽を積んだ後、妻とふたりで独立。最初は機械が無く、植林や伐り捨て間伐、下草刈りなど、ひたすら造林をやり続けた。
社名のNEXT WOODは、従来の林業の枠にとらわれず新しいことにもチャレンジし、パイオニア精神を持って次のステージに向かって進み続ける、そして、林業というかたちで脈々と受け継がれてきた自然と人との関わり、営みを次の世代に繋いで行く、などの意味を込めて付けた。自らも、先人たちから受け取ったバトン(考え方、環境)を次の世代に繋いで行く一助を担いたい、という想い。「林業という産業を底上げし、次世代へ繋ぎたい。僕らで終わらせない。」と語る長岡さんでした。
6:30 | 起床子どもを駅まで車で送って、そのまま現場へ |
---|---|
7:50 | 現場到着・仕事開始 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 仕事再開 |
16:30 | 仕事終了・翌日の打ち合わせ |
17:00 | 帰宅 |
18:30 | 犬の散歩シェパードとコーギーとプードル |
19:00 | 夕食 |
20:00 | 娘とお風呂3歳の娘にメロメロ家族の時間 事務仕事現場の段取り、打ち合わせの準備など読書など |
23:00 | 就寝 |