小国町森林組合の保育林産班の児玉大地さん(32)は福岡からのIターン。お子さんが産まれたことを機に、福岡での接骨院の仕事を辞め、自然豊かな地域への移住を決意。祖父はお二人とも漁師さんとのことで、当初は「海か、山か、どちらかに」と考えていたところ、牡蠣の養殖を営む方から「美味しい牡蠣ができるのは、山で仕事をされるかたのおかげ。源の山がきれいなおかげで、きれいな川や海がある。」その話を聞いて、山に決めた。小国には緑の雇用で来た。なので、移住歴も林業歴も2年。
「林業のどんなところが好きですか?」の問いに「と言われても、”林業“そのものが好きなんです」とまっすぐ答える児玉さん。「まだ2年目だからということもあるでしょうが、山の中での作業は何をしても面白いんです。」ひとつひとつの作業が「なるほどなぁ!」ということばかり。
ある時、先輩方の作業(電線や電信柱の間近でのクレーンも使った難しい伐倒作業)を見た時も、その阿呍の呼吸での絶妙なタイミングの仕事に感動して「口を開けたままぽかんと見てしまいました」「よく3Kとか言われますが自分はそんなこと全く思って来ませんでした。」
達成感ややりがいを感じる時は?の問いには、「きれいになったね。いい山になったね」という山主さんの言葉や、仕事を終えて温泉に入った時の「あ〜!終わった!」という達成感。
(なんでもご自宅のすぐそばに温泉があるそうです!それも熊本ならでは!ですね)/p>
これからの夢や目標などは?の問いには、「今は2年目なので、1年目の復習中ですが、もうすぐ3年目を迎えるので、今後はグラップルなどの重機も扱えるようになりたいです。」「安全に、怪我をせず、家族の待つ家に帰れるように。日々、毎日のひとつひとつの積み重ねが、10年後20年後を作っていくと思います。」大地さん、というお名前の通り、しっかりと地に足のついた逞しくそしてとても爽やかなあその山モンでした。
6:30 | 起床 用意や朝食など |
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8:00 | 森林組合のラジオ体操と朝礼が終わり次第すぐ現場へ行き仕事 |
11:30 | 現場のテントで愛妻弁当を食べる |
13:00 | 仕事 |
17:00 | 仕事終了 家に帰って子供の面倒を見ながらご飯と家のすぐそばの温泉へ |
21:00 | 子供と一緒に就寝 |